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こんにちは。
「書籍独学ブログ」編集長の「ナル」です。 
今回の記事は、自宅の仕事をすすめるために必要な「作業効率」を上げるテーマです。
- しなきゃいけないことがたくさんあって、仕事が進まない
 - 解決するのに、なにをしたらいいのかもわからない
 - 詳しい本とかあったら、まとめて教えてほしい
 
以上の疑問を一緒に答えます。
■ビジネス現場で実践され、結果を出した法則

本書に出てくる「80対20」の法則は「パレートの法則」とも呼ばれています。
名前の由来は、法則を見つけたイタリア経済学者「ヴィルフレード・パレート(以下パレート)」から名付けられました。
世界的に法則が知られるようになったのは、1950年代に来日した「ジョセフ・モーゼス・ジュラン(以下ジョセフ)」が「品質の革命」をしたからです。
日本で「80対20の法則」を使って、商品の品質を向上・顧客間におけるトラブル処理を行いました。
結果、欧米列強のビジネス時勢のなか、日本の経済先進化に貢献しました。
ジョセフのアドバイスを無視していた欧米は日本の急成長に驚愕して、ジョセフの法則を自分たちで使うようになりました。
日本で有効性が認められ、欧米に逆輸入されて「80対20」の法則は世界的に有名になりました。
いまでもビジネス現場で法則が使われ、トラブルの原因究明などに使われています。
■すぐできる応用:「思考」と「分析」

「80対20」を応用していく、おすすめの方法があります。
「80対20思考」と「80対20分析」の二つです。
ざっくりと違いを並べると、
〇「思考」
- あいまいな表現が出来る
 - 思考が必要
 - 知恵が湧き出る
 - 効果は絶大
 
「思考」は、自分自身がおこなおうとしていることや、人生を通して大切なことを知ることに活躍します。
専用の時間を作り、1人だけの部屋でじっくりと考えます。
何を考えればいいか解らないときは、
- 「解決したい問題はなにか?」
 - 「自分の理想はなにか?」
 - 「これから先はなにをするか?」
 
と、自問自答してみるのをおすすめします。
紙とペンもあると、はかどると思います。
ビジネスのことはもちろん、日常生活のちいさなことでもOKです。
〇「分析」
- 正確な表現が出来る
 - 答えの量を得られる
 - 調査が必要
 - 真実が解る
 - 効果は絶大
 
「分析」は、データ比較をおこなうときに活躍します。
本書のなかに「データ比較の例」があります。
ある大会で「消費されたビール杯の総数」と「個人ごとの飲んだビール杯の総数」を比較すると
「上位20%の人が、消費されたビールの総量の80%を飲んでいた」
という結果が解ったと書かれています。
80対20でデータ分析をするときは、比較できるデータを「2つ以上」必要なのです。
ビジネスでは「既成商品VS新商品」や「自社売上VSライバル社売上」とそろえると精度が上がります。
■重要なのは「80対20」じゃなかった!?

ここまで「80対20」の法則を書いていますが、重要なことは他にあります。
素晴らしく当たる法則だと、過信できません。
なにより、法則を見つけたパレートは一度も「80対20」のワードを記録には残していません。
パレートが残した記録にある重要なワードは、
゛「発生した結果の大多数は、極少数の原因と関連している」゛
[増補リニューアル版] 人生を変える80対20の法則
です。
「80対20」が有名になったのは、一番応用が効くバランスだからです。
本書のなかにも事例がたくさん出てきますが「この例は80対1」「こちらの例は99対1」と書かれています。
これでは「80対20」の説明になっていないと思ってしまいますが、法則を使う一番のメリットがあります。
それは「自分にとって、重要な事柄が解ること」です。
本書の後半では、様々な場面で応用できることが書かれています。
「ビジネス」はもちろん「投資」「生活」「人間関係」。
金額や数値だけでなく、普段のイベントや行動にも役立ちます。
■まとめのまとめ・感想
いかがだったでしょうか?
「新版 人生を変える「80対20の法則」」要約でした。
記事の内容をまとめると、
- 1.ビジネス現場で実践され、結果を出した法則
・「80対20」の法則は、応用が幅広く効く。
・実際に、日本企業の業績を伸ばして経済を活性化に導いた。
・品質向上や、トラブル発生源の改善に活躍した。 
-  2.すぐできる応用:「思考」と「分析」
・「80対20」の法則は、ビジネス以外にも効果を発揮してくれる。
・「思考」に使えば自身の行動や、人生のなかで大切な選択に集中できる。
・「分析」なら、数値からいままで解らなかった情報の新しい視点を見つけられる。 
- 3.重要なのは「80対20」ではなかった!?
 
人が人生でかかわることで幸せや達成感、満足感を味わえるのは、自分にとって重要なこと。
重要なことは何かを知るために、なにかしらの指標を作るのがちょうどいいです。
知るための指標として役に立つのが「80対20」の法則です。
今では世界中のビジネス現場に活用されている法則も、目標と目的があるとより良くなります。
なんでも「80対20」が重要と思うより「自分にとって、重要な少数を知る」のが「パレートの法則」の大切な部分です。
以上が、今回の「まとめのまとめ」です。
webライターは基本、1人きりの作業です。
周りから作業の改善方法を教えてもらう機会は、ほとんどありません。
より収入を増やすためのスキルとして「80対20の法則」をおすすめします。
では、また。 
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