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こんにちは。
「書籍独学ブログ」の編集長「ナル」です。
今回のテーマは「しょぼい起業」。
「起業なのに、しょぼいってなに?」となってるでしょうね。
「しょぼい」と言いながらも、将来の日本社会でも生きていける「チカラ」があります。
たとえば、
- 副業を始めたけど、収入が安定しない
 - 転職して年収アップは出来ているけど、不安が消えない
 - 将来の「お金の不安」が消えないので、参考になる話しが欲しい
 
以上の悩みにお答えします。
以下、参考書籍です。
気になったときに読むことが、記憶に残りやすい最高のタイミングです。
ぜひ、手にとって読んでみてください。
■1章 「成功のため」じゃなく「生きるため」の起業
著者の「えらいてんちょう(以降、えらてん)」さんは、自分が企業で働くには向いてないと若いころから考えていて、生活費を稼ぐこうと起業しました。
お店を持つと言っても、別に大金を稼いで目指すは大富豪ってわけでもない。
自分が無理なく働いて、生活できる金額を稼げればそれでいい。
だから「せっかくだ!株式会社めざす!」とか「マーケティングをバリバリやって客を集める!」などはされていません。
別に働きたくないわけではありません。
ただ考えていることは「生活費だけを稼ぐなら、嫌いじゃない仕事でも良いんじゃない?」ってこと。
自分が嫌いな仕事で消耗して生きるのがイヤになるぐらいなら、中途半端な「しょぼい」やり方で良い。
大好きなことが無い人だっているんだから、嫌いじゃない事でも良い。
生きているのがイヤにならない程度のことで良いんです。
生きる分が稼げる程度に頑張れるなら、それでOK。
「えらてん」さんは生活費を稼げるだけの自分の起業を「しょぼい起業」とラベリングして、SNSでも発信を始めました。
1章のまとめ
生活が出来るなら、社会的な「成功」はいらない。
「嫌いなこと」を続けて大金を稼ぐより「嫌いじゃないこと」で起業して生活する。
お金持ちになるためでなく、生活するために起業する。
バリバリ働こうとしない。
規模を小さく、自分ひとりでも良い「しょぼい起業」を細々とする。
■2章 生活全体を仕事と一体化させて「まるごと資本化」する
バリバリ動いて稼ぐってことはしないなら、どうやって稼いでいくのか?
「えらてん」さんが実際におこなった方法のひとつが「お店に住む」ということです。
自宅と同じように店舗を借りて家賃を払うのならと、店舗を「自宅」として住み着きました。
そして、生活まるごとを「資本化」=「利益化」することにしました。
「生活の資本化」は、ただ生活をしているだけでも仕事を成立できる「えらてん」さん発の考え方です。
解りやすく言えば「住居兼店舗」です。
商店街にあるお店の奥や二階が、実は住居だったということがあります。
ただ生活をしていれば仕事が成立する形態を作り、いつでも対応できて「いるだけでもOK」な状態が「生活の資本化」です。
お店を回す分を働き、自分の好きなように仕事を進められるように生活基盤そのものを仕事場にします。
「生活の資本化」は現在でも企業に勤められている方も、実践が出来ます。
本書のなかで紹介されている例のひとつでは「通勤時間の資本化方法」があります。
電車や車で移動する通勤時間も、なにか「売るもの」も一緒に持っていれば「商品の運搬」として資本化ができます。
普通に生活している時間を少しでも「資本化」=「利益化」するのが「しょぼい起業」のコツとして紹介されています。
・2章まとめ
特定の時間だけを仕事に回さずに、生活をしているだけで仕事が成立するように工夫する。
「お店に住み込む→いつでも仕事に対応できる→お客さん対応も、お店で生活していればすぐに出来る=生活しているだけで、仕事をしているのと同じにする」
上記のように「生活していても稼げる」というのは、ブログやYouTubeでも実現可能。
■3章 食べていく分を「嫌いじゃないこと」で稼いでいく
「えらてん」さんは、本書の中で「企業勤めを批判しない」と言っています。
「自分が企業に合わなかっただけで、他に選択肢が無くて起業しただけ」でした。
起業を進めているけど、起業することが素晴らしいとしているわけでもありません。
それに「起業したからには、日本一を目指そう!」とも考えていません。
「しょぼい」生き方でも生きていける方法を考えた。
その結果、現在の「しょぼい起業」が考え出されました。
マーケティングや宣伝など大々的にするということはありません。
「X(元Twitter)」などのSNSを活用してファンを集めることもしています。
近所の方とも信頼をきずいて、誰かが毎日お店にいてくれるように配慮をすることも忘れません。
「利益優先」ではなく「信頼優先」でたくさんの人と関わります。
時には事業の売買を手伝い、自分と同じように生きづらさを感じている人と面談してお店を手伝うこともあります。
どれも「利益を生むか」よりも、自分が生きていくのに「やりたいかどうか」。
3章のまとめ
企業で働くことは「悪」ではない。
大切なのは「自分が嫌いじゃない仕事内容か」。
仕事を進めるときは「利益」より「信頼獲得」を優先する。
今は、ビジネスの宣伝やマーケティングも「SNS」でイケる。
「生活できるだけの起業」もアリ。
■まとめと感想
いかがだったでしょうか?
今回の内容をまとめると
- 「成功のため」ではなく「食べていくため」の起業
 - 「生活全体」を「資本化」する
 - 食べていく分を「嫌いじゃないこと」で稼いでいく
 
中途半端なままでも生きていけるように、しょぼく起業する。
成功とはなにか?
自分の幸せってなんだっけ?
なにをしたくて、働くんだっけ?
生きていたいだけじゃ、駄目なのかな?って考えを肯定してくれる、中途半端で良い気持ちよさを貰えました。
いままでに感じていた、社会からの「成功脅迫」を壊せた素晴らしい一冊です。
今回は以上です。
では、また。
(読み返して、新しい発見があったら再度更新します)
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