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みなさま、こんちには。
「書籍独学ブログ」の「ナル」です。
今回の記事は「トラブルの存在があることに、なぜ私たちは気づけないのか?」です。
私たちは日常生活しかり、ビジネスの現場でもさまざまな「トラブル」に出くわします。
もちろん解決するために全力を出していらっしゃるのが当然でしょう。
しかし、トラブルに対応していくには「解決する」だけではいけないというのは、ご存じでしょうか?
トラブルを解決するためには、まずは「トラブルの存在」に気づかないといけません。
今回の記事では「気づけなかったトラブルを、どう発見するのか」をお伝えいたします。
■1限目 なぜ「トラブルの存在」に気づけないのか

1限目でお伝えしたいのは「なぜ「トラブルがあること」に気付けないのか」についてです。
なぜ、私たちは身近にひそむ「トラブルの火種」に気付けないときのほうが多いのでしょうか?
気付けない原因、それは「脳のシステムで見えないようになっている」からなんです。
私たちの脳は、ふだんからエネルギー節約のために「見えないふり」をします。
実際に視界のなかに見えているにも関わらず、ちいさな異変があったとしても気づくことができないんです。
たとえば、あなたが出かける直前になって財布を探しているとします。
待ち合わせの時間がすぎるまで探して、やっと見つけたと思ったら「目の前にあった」。
なんと、あなたが探していた財布はずっと目の前にあったんです。
人間の脳は「目の前にあるモノ・コト」にすら気づけない仕組みが備わってしまっているんです。
だから
- 「人の誕生日を記録していたのに、すっかり忘れていた」
- 「メモに書いてあったことなのに、また同じミスをした」
- 「足元にあった障害物に気付いていたのに、つまずいてしまった」
など、大きなものから小さなことまで、直前にならないと気づけない「トラブルの火種」が身近にあるんです。
■2限目 「トラブルの存在に気づくこと」は「ビジネスの基本」

2限目では 「トラブルの存在に気づくこと」は「ビジネスの基本」 です。
1限目でもお伝えした「トラブルの存在」は、まきこまれた本人にとって最悪の事態である可能性が高いです。
自分ではどうしようもないけど、どうしても解決したいと思う方は大勢います。
実は、ビジネスを動かす基本が「トラブルに気づくこと」にはあるんです。
なぜ「ビジネスの基本」があるのかというと、あらゆるビジネスに共通するのが「トラブル解決」だからです。
私の体験を例に出すと
「車は持っていない。けれど、遠くの本屋に行きたい。だから「バス」か「タクシー」を使おう」となります。
公共機関であろうと民間であろうと、自分の問題を解決するために「料金」を支払います。
問題を解決できるようになっていると、自然と「ビジネスを動かす基本」を作り上げることができるんです。
世界にあるどんな巨大なビジネスでも、基本のビジネスプランは「トラブルの解決」になっています。
現在の車メーカーは「デザイン」に重点をおいているところもたしかにあります。
「デザイン」が求められている理由は、もちろん顧客のニーズです。
「デザイン性の高い車が欲しいけど、どこかにないかな」と、ぼんやりした「悩み」を解決するために「デザイン重視」の車が開発・販売されています。
現在の世界経済において、たしかに生活につながるトラブルを解決する会社よりも「快適な生活をお届け」の会社が盛り上がってはいます。
しかし、現在の「快適な生活の提供」というビジネスモデルが成立するためにも、ビジネスの基本「重大なトラブルを解決する会社」が必要なんです。
では、ビジネスを自分で作って動かす「起業・フリーランス」の人は、どうやってビジネスを大きくしたり作り出すのか?
企業で働いている人は上司や顧客からの要望から「解決すべきトラブル」を教えてもらえる機会があります。
専門の部所が「市場ニーズ」からすべきことを見つけてくれます。
また顧客に直接アンケートをしてもらう方法もあります。
もし、あなたがこれから「起業」をしたい!と考えているのなら、どうやってビジネスの基本「解決すべきトラブル」を見つけられるのか気になると思います。
■3限目 トラブルの存在に気づくには「ビジネスフレームワーク」

3限目は『トラブルの存在に気づくには「ビジネスフレームワーク」』です。
ここでの「フレームワーク」とは、ビジネスや生活でも応用できる「論理的思考による解決」です。
実は「フレームワーク」のもともとの意味は『アプリケーション用語』なんです。
アプリケーションを動かすときの考え方、システムを理解する専門用語として生まれました。
ここからはわたし「ナルヒサ」が考えた「フレームワーク4選」をご紹介します。
紹介する各フレームワークは、
- 第三者視点
- 俯瞰視点
- 疑問の自問
- ミス(失敗)の記録
の4選です。
順番に詳細を説明していきます。
・1 第三者視点
ひとつめの「第三者視点」とは「自分自身を、無関係な人間として見てみる」というものです。
トラブルや改善点を探そうとするとき、人は慣れ親しんだ状態に欠点があるかわからなくなります。
なぜなら、欠点をふくめた状態が「普通」の状態になっているからです。
「なにがいけないのかが、わからなくて困る」というのが、意外と多い悩みのひとつでもあります。
「第三者視点」のやりかた
- 頭のなかで「トラブルに悩んでいる自分」を想像する。
- 具体的にいうと「テレビ画面に自分が写っている」という感じ。
- 日常生活をしている姿や、仕事をしている風景を防犯カメラで見ていると考えるとわかりやすいです。
以上が「第三者視点」です。
なにが解るのかというと、まったく関係ない人から見てはじめてわかる「違和感」に気付けるからです。
ドラマやアニメ、街中で怒鳴っている人を見たときには「もっとこうすればうまくいくのに・・・」と考えたことありませんか?
まったく同じ感覚なんです。
すこし離れたところから「自分を観察」することで、新しいことに気付けます。
・2 俯瞰視点
ふたつめは「俯瞰視点」です。
トラブルにまきこまれる人の特徴として「身近すぎてわからなかった」というものです。
さきほど「第三者視点」でも書いた「当たり前の状況で、トラブルと気づかなかった」と共通しています。
「俯瞰視点」も似ている方法で自分を観察する方法です。
会社内でも使える方法もあるので、以下のなかからお試しください。
- 自分の役職よりも上の考え方で、自分の仕事内容を考えてみる
- 社長が考えるだろうことを、自分でも考えて仮説を立ててみる
- 家のなかや趣味の集まりでも「まとめ役としての役目はなにか」を考えてみる
・3 疑問の自問
みっつめは「疑問の自問」です。
自分が行っていることに対して「これで本当にあっているのか?ほかに方法はないのだろうか?」と「疑問」をもってみましょう。
最近の「マインドフルネス」でも同じように自分の現状を観察するのと近いものです。
自分が努力をしたり、一生懸命にやっていることに対して「本当にこれでいいのだろうか?もっと良いのはないかな?」と疑問に思う時間を作ってください。
目標があるからと言って「行くぞ!突っ走れー!」と、ただ全力を出せばいいわけではありません。
現代の変化スピードははやく、半年前の技術も「過去の遺物」あつかいをうけるほど以上に速いです。
いつでも「今の状況に対して、最適な行動はとれているか?」と検討することが、これからの時代に求められています。
・4 「ミス(失敗)の記録」をメモで保存すること
よっつめは「ミス(失敗)の記録」をメモで保存することです。
「自分のミスを記録するなんて、テンションが下がるだけだよ」と思われた方もいるでしょう。
しかし、どんな些細なことでも「記録をとる」だけで、あなたの作業効率や人生の選択結果が大幅によくなってきます。
なぜなら、一度でもしたミスを記録するだけで「同じミスを二度としない」という最高の状態になるからです。
記録をとっておけば、決断や行動内容に迷ったときに読み返すことができます。
すると「自分はこういう状況になると、同じミスばかりしていたのか。なら、今回は違う方法で成功しよう」と、いい方向に人生を進めることが可能です。
ミスをしたことをメモにとるときは「そうか!こうするとミスするということは、次は成功する道にいける!」とテンション高くしていきましょう。
自分をせめるための記録ではなく、あなた自身を成功にみちびく一冊を人生をかけて作っていくんです。
■4限目 まとめ

ここまでいかがだったでしょうか?
今回の記事の内容をまとめると、
- 1限目 なぜ「トラブルの火種」に気づけないのか
- 2限目 トラブル解決は「ビジネスを動かす基本」
- 3限目 トラブルに気付く「ビジネスフレームワーク」
でした。
これからのビジネスや日常生活を、もっと楽しく快適なものにするために「フレームワーク」をご活用ください。
また役に立つ内容の記事を更新しますので、また読みにきてくれるのを楽しみにしております。
以上「ナル」でした。
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