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どうも。
「書籍独学ブログ」編集長の「ナル」です。
今回ご紹介する書籍は、はっきりいって「賛否両論のある作品」です。
最新の科学研究や統計学で、多くの人を対象にして集めたデータをもとに書かれています。
なので、読んでいてご不快な気分をする方もいると思います。
同時に過酷であっても、現実を知ることで対処法も見えてくることもあります。
今回の「読んでみた感想」も、なるべく理解しやすいように「ギュッと」ポイントをまとめてご紹介します。
今回、ご紹介する書籍は、
「言ってはいけない格差の真実 教育、貧困、社会福祉・・・日本経済8つのタブーに斬り込む」
著者:橘玲さん(@ak_tch)
本書は、社会に存在していて消えることの無い「格差」について詳しく書かれています。
ボランティアや福祉法人はたくさんあります。
それでも、なぜ現状の格差は無くならないのかを解き明かしてくれる一冊です。
■「言ってはいけない格差の真実」の目次

書籍の目次を書いていきます。
書籍の内容をよりよく知るためには、「全体の流れ」を知っておくといいです
文章の前後を覚えておくだけで、思い出すきっかけを増やすことも出来ます。
1 グローバル化で先進国だけ損をした
「言ってはいけない格差の真実 教育、貧困、社会福祉・・・日本経済8つのタブーに斬り込む」
2 経済格差は知能の格差だ
3 教育に税金を投じるのはムダ
4 雇用対策の大半は無意味
5 再貧困を生む本当の理由
6 リテラシーの低い消費者がカモだ
7 社会は右傾向化していない
8 将来、日本から「正社員」は消える
■レビューポイント1 社会格差の原因は「知能格差」

現代社会で一番大きな「格差」は「収入」です。
日本の就職事情は、世界でも奇妙な「新卒一斉就活」や「終身雇用による年功序列(ただの年の順人事)」を当たり前としています。
とくに、若い人(10代後半→30代後半)の平均収入は1年ごとに下がり続けています。
コロナウイルスの影響もあって「フリーランス(個人自営業)」を始める人も増えました。
就職するよりも収入増を見込める可能性は強いので、会社員の副業も増えています。
しかし、就職しようとフリーランスをしていても「貧困」になやむ人は減りません。
IT技術による生活環境の改善や、情報獲得手段のカンタンさはあっても「貧困」は改善されません。
なぜ、収入による格差は生まれてくるのでしょうか?
その原因を本書はズバリと言ってくれています。
結論、社会における「格差」は、すべて「知能による格差」から生まれているのです。
本書で紹介されている日本人をもとにした研究データによると、
- 「3人に1人は、日本語を正確に理解できない」
- 「4人に1人は、パソコンを使った基本作業ができない」など、
「同じ日本人でも知能に差はある」としています。
現代でもっとも必要とされている=収入につながるスキルは「知能をつかったスキル」です。
たとえば、
- サービスや製品をつくる「プログラミング」
- インターネットを使ったサービス(Twitter・YouTube)
- データ活用をしたマーケティングなど。
しかし「知能の差」=「知能格差」によって「知能を必要する仕事」にどうしてもつけない人はいます。
同じように学校の授業をうけて、同じようにTVやネットでニュースを見ているのに、なぜ「知能」に格差は生まれるのでしょうか?
実は「知能格差」の原因は「遺伝によって決まる」ということです。
わたし「ナルヒサ」は読んでいて「ふざけるな!社会人になってからも資格勉強を頑張って成果を出している人もいるじゃないか」と思いました。
しかし「知能は遺伝によって決まる」ということを「事実」です。
受け入れるからこそ見える「本当の現実」が見えてきます。
詳しくは、次の「ポイント2」で説明します。
■レビューポイント2 「知能」に問題アリだと、社会福祉を理解できず「貧困」から出られない

現在の社会にある格差の原因は「遺伝で決まった知能にある」と説明してきました。
データありきで書かれている内容なので、読み進めるたびに「自分は大丈夫なのかな・・・」とだんだん不安を感じてきます。
「知能は遺伝する」としても、それほど遺伝の影響はないと思いたいのですが、目に見える形で影響は出てきます。
みなさんは「カエルの子はカエル」という言葉をごぞんじですか?
いつから言われているのかわからないほど、昔から言われています。
「昔からあるから正しい」とは言えませんが「カエルの子はカエル」はバカに出来ないのです。
みなさんも芸能人の子供をみていて、
- 「音楽の才能あるね」
- 「芸術の才能もある」
- 「ご両親に似ているのね」
と思われたこと、一度はあると思います。
実は「両親に似ているね」ということが「遺伝によって決まったこと」であると書籍にでてくる研究データは説明しています。
さらには「犯罪率」「精神疾患率」「生活習慣病の発症リスク」など、ネガティブな面でも「遺伝」の影響を受けています。
日本における「再犯率」のデータによると
- 「知能障害」
- 「発達障害」
- 「精神障害」
をかかえている人ほど、再犯の割合は高くなるとされています。
また、社会生活においても「貧困」におちいりやすく、不便な人生を歩みやすくなるとされています。
なぜ「知能障害」「発達障害」「精神障害」を抱えている人は「貧困」におちいりやすいのでしょう?
政府や行政で「社会福祉」のシステムは年々改良されているにもかかわらず、毎年「貧困」をテーマにしたニュースは減りません。
それでも「貧困」になったり、抜け出せない人たちはなぜかいます。
原因は「知能」に問題があると「貧困を抜け出す制度を理解できない」からです。
まず、行政機関(市役所・職業安定所など)では、社会福祉や助成金などの制度を前もってすすめるということはしません。
「申請方式」といって、制度を利用したい人から声をかけないといけません。
制度に申請するためには「制度というものをあるか調べる」ところから始まります。
しかし「知能」に問題をかかえて、正確な判断や論理的思考をできない人は、調べる方法も解らないままなのです。
たとえ、制度を知ることはできても、制度の仕組みや内容を理解して、書類を集め、めんどうな手続きを済ませるなどにも「知能」の問題は出てきます。
自分から調べて、制度を理解して、めんどうな手続きを済ませる。
社会福祉をいくら充実させても「貧困者」は減らないというのが「格差の正体・現実」なのです。
さらに、先ほど紹介した「知能障害」「発達障害」「精神障害」の3つは、書籍の内容でも「遺伝によって決まるリスクは高い」と、書籍で紹介されています。
「わたしたち人間は「遺伝によって、プラス・マイナス両面において影響をうけている」という事実を受け入れないといけません。
しかし「遺伝によってそれほど影響はあるのか」と疑問は出てきます。
どれほど「遺伝」によって人生は決まるのか?
わたしたちは遺伝の影響を受けて、生まれてから現在までの「約50%」も左右されているのです。
読んでいて恐怖を覚えました。
これから先の人生でも、どうしても変えられない「遺伝」に振り回されてしまうのか?
書籍をもう一度読み返しました。
内容の衝撃に驚きすぎて、どこか読み落としはなかったか?
なにか救いになる情報はないのか?
一から最後まで読み直し、救いになる「遺伝で決まる”優しさ”」も見つけられました。
次のポイントで説明します。
■レビューポイント3 「遺伝によって決まる」という現実は、ときに優しさを生みだしてくれる

ここまで「遺伝によって「知能」や「才能」は決まり、収入にも大きな影響を生みだす」と書いてきました。
遺伝について暗い話ばかりをしてきました。
なにか救いになる”なにか”はないかをこれから説明します。
「遺伝によって知能は決まる」なら「遺伝によって得意・不得意」はあるということ。
つまりは「出来ないことがあるのは当たり前」なのです。
道徳の授業のようにも聞こえますが、最新の遺伝学にもとづいて得られた正確な答えです。
学校では「落ちこぼれ」といわれて、会社では「こんなこともできないのか!?」と怒られた人はいると思います。
しかし、出来ないことは出来ないんです。精神論でも根性でも幼いころの教育の問題でもありません。
遺伝によってできないことは、かならずあります。
出来ないことの大・小はあり「自分はなんでこんなこともできないのか」と落ち込む必要はありません。
出来ないことで落ち込む原因は「努力に比例して改善されないこと」です。
時間という人生最大の資産を使いながらも、結果を出せないから落ち込むのです。
「遺伝の影響で出来ないことはある」とわかれば、これからは「出来ることをしたすら伸ばす」ことを続けていけば良いのです。
本書のなかでも、「好きなこと、できることをすべき」とされています。
すべきこととは、
- どうしても出来ないことをわかったなら、出来ないことをしなくてもいいシステムを作る。
- 自分の好きなこと、出来ることをしっかりと伸ばす
の2つを推奨しています。
■まとめ

いかがだったでしょうか?
ここまで書いてきた内容をまとめます。
■ポイント1 社会格差の原点は「知能格差」
- 一番の格差である「収入」は「知能」によっておおきく左右される
- 「知能」=頭をつかったスキルを社会は求めている。
だから、自然と「知能高い」=「収入高い」になる - 社会にある「貧困」や「格差・差別」は「遺伝」によって決まっている
■ポイント2 「知能」の良し悪しは、ほぼ遺伝で決まっているという絶望
- 世間で評価をされる「才能」は「遺伝」の影響をうけている
- 「遺伝」の影響は、今の生活の「約50%」に関連している
- 「収入」「知能」のプラス面でも「精神疾患」「再犯率」のマイナス面も「遺伝」は関わる
■ポイント3 「遺伝によって決まる」という現実は、ときに優しさを生みだしてくれる
- 「どんなに努力しても出来ない」のは、遺伝で決まっている可能性アリ。
- いま、あなたに出来ていることは「あなたに向いている」=「才能」のおかげかもしれない。
- これからの人生において成功したいなら「出来ること・得意なこと」を徹底して伸ばすことがカギになる。
ここからはわたし「ナルヒサ」の感想です。
有名なニュースだったので、覚えている方もいると思います。
海外セレブでハリウッド女優の「アンジェリーナ・ジョリー」さんは、2013年に「両乳房摘出手術」をされています。
手術をうけた理由は、遺伝子検査をうけたときに「乳がん発症リスク:高め」と知ったからです。
「乳がん発症」をさけるために手術をうけて「両乳房の摘出」をして、2015年には「卵巣摘出」もしています。
今回の「遺伝によって人生の50%は決まる」といつ内容は、橘玲さんの他の書籍でも書かれていることです。
なので、今回の「読んでみた感想」はわたし「ナル」にとって特に気になったポイントをとりあげました。
人生の「約50%」は遺伝に左右されると書いてきました。
残りの「50%」はなにで左右されるのかというと、日々の「習慣」です。
「メンタリストDaigo(ダイゴ)」さんも「人生の50%は、習慣で決まる」と動画や著書で宣言されています。
遺伝に振り回されないためにも「習慣」をコントロールして「理想の人生」を実現しましょう。
本書を読んで「事実」を知り、ほかの書籍で「対策」を立ててみましょう。
一度、買ってみて、詳しい内容を読んでみてください。
あなたの将来にとって、ソンはしない「最高の対策」になります。
以上で終わります。
編集長「ナル」
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